ツール活用術

Make vs Zapier 徹底比較 ― 生成AI連携で迷わない選び方

⭐ 社内チャットで「Zapier って高い?」と質問が飛ぶたび、私は “それ、聞き飽きた” ボタンを押したくなります。ならいっそ、5 分で決め切る比較表 を置いておきましょう。

▼ 目次


1. ざっくり結論:こう使い分ける

  • Zapier → “明日までに PoC 動かしたい” 現場向け
  • Make → 運用フェーズでコスパを取りたい情シス向け

2. 比較表:料金・上限・AI対応

項目Zapier FreeMake Free
無料上限100 タスク/月1,000 Ops/月
アプリ連携数6,000+2,400+
マルチステップ2止まり無制限
AIモジュールOpenAI・Claude+Gemini・Make AI Agent
日本語UI
SOC2

⭐ “Ops” は「操作数」。検索+更新で 2 Ops 消費なので、実行回数はざっくり半分と考えるとわかりやすい。


3. 判断基準① 無料枠で試すなら?

Zapier は毎日 3 回通知なら余裕。Make は ループ処理 も無料で試せるので、分岐が多いワークフローは相性良し。


4. 判断基準② AI連携の柔軟性

シナリオZapierMake
GPT-4oメール要約2ステップ制限に注意Branchで分岐OK
Gemini動画要約API待ちVertex AIモジュールで可

5. 判断基準③ 日本語UIと学習コスト

Zapier は英語UIが8割。とはいえ巨大なチュートリアル動画が大量にあり、休日に倍速再生すると30分で感覚が掴めます。Make はUIが日本語で直観型。視覚派には気持ち良いです。


6. 判断基準④ セキュリティ&ガバナンス

項目ZapierMake
SOC2
SAML/SSOBusiness〜Core〜
データ保持設定90日ローテ30日〜カスタム

7. 判断基準⑤ 拡張性とサポート

  • Zapier:Pay-per-taskで上限越えも即対応
  • Make:年契約割+フォーラム回答が画像付きで丁寧

8. まとめ:チェックリスト

  • [ ] 両方の無料枠で 同じフロー を組む
  • [ ] 1週間で「実行回数」「開発時間」「月額」をログ
  • [ ] チーム会議で UX とランコスを比べて決定

数字と手触り。どちらが気持ち良いか、ぜひ試して確かめてみてください。
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